リウマチ科

関節リウマチとは?

朝の手や指のこわばりや、体中のいくつかの関節に腫れや痛みを生じる自己免疫疾患です。進行すると関節は変形し、日常生活にも支障が出てきます。主に、診察とX線検査・血液検査などで診断します。

主な症状

  • 症状が左右対称に現れる。(初めは片側だけでもいずれ両側に出てくる)
  • 腫れと痛みのある箇所が3か所以上ある・朝のこわばりが1時間以上続く。
  • 手の関節(指の第二関節、指の付け根、手首の関節)の腫れ。
  • 皮下結節ができる(肘、膝などの皮膚の下に痛みのないしこりができる)
  • その他として身体中を走る痛み、倦怠感のようなもの、 ひどい疲れ、食欲不振、貧血など

診断について

この数年で診断を補助する検査法は大幅に変化しました。従来の諸検査法に変わり、極く早期から関節リウマチの診断ができるようになりました。

治療法について

内服薬の適正な処方や生物学的製剤と呼ばれる治療薬で、以前に比して早期の関節リウマチの機能的改善や寛解を、以前の治療薬に比して高頻度に得られるようになりました。