畑の宝石が届きました。なんと20株以上のとれたてのブロッコリー、青々とみずみずしくキズひとつない逸品でした。昨年、「身体の調子が良くなってきたから、上手く出来たら先生に持ってくるからね。」と声を掛けてくれていた年配の女性の患者さまからのプレゼントでした。
その数々を眺めていたら、昔、学生の頃に憧れていたことを思い出しました。今となっては時代錯誤の思い込みなのかもしれませんが、診察代の代わりに丹精込めて作った野菜を持ってきてくれるような僻地医療の形です。この地で、さらに心通じ合えるような温かい診療を心掛けて参りたいと思った出来事でした。